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ZAZEN BOYS@渋谷AX

TOUR MATSURI SESSION。今年最後のワンマン。AXは超満員。
まずはUSODARAKE→HIMITU GIRL'S TOP SECRET、HARD LIQUORと、現在のバンドの充実度を見せ付ける楽曲群から畳みかけ。この時点で今日のライブは最高になることを確信。
中盤、1月発売のサードアルバムから、METAL FICTION、FRIDAY NIGHT、WATER FRONTの三曲。鉄壁のリズム隊をバックに、向井秀徳シンセサイザーをあやつり、カシオマンは踊りながらギターを響かせる。METAL FICTION(タイトルが最高)の独白もよかったけど、なによりWATER FRONTの旋律の美しさに心震える。
怒涛の展開のまま、アンコールで「KIMOCHI」を、客席から女の子(自分のすぐ前に立っていた)をさらってきて熱唱し、終了。たっぷり2時間強。
今回は前のほうに陣取れたこともあり、4人の息詰まるセッションを間近で感じることができた。4人ともタイプこそ違え、一体感技術力とも群を抜いている。ロックバンドとして、あらゆる面で極限に達していると思う。とにかく最強。
どうやったらこんな切れ味鋭くとことんオリジナルな楽曲が作れてしまうのか。サードアルバムは傑作の予感がするし、これからもさらにとんでもないことになるのだろうな。しかし、町田のヤンキーはライブ中いったい何を食べていたのだろう。あと、松下敦の笑顔は、とてもかわいいということも発見。
帰ってから、買ってきた野音のライブ音源を聴く。あの伝説の野音ライブをほぼフルパッケージしていて、これまた最高。
来年もZAZEN BOYSからは目が離せません。