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宇多田ヒカル@さいたまスーパーアリーナ

UTADA UNITED2006。サマソニの次はヒッキー。自分の中では少しも矛盾しない。
こんなでっかいホール、初めて。チケット売れ残っているらしく、駅前には「チケット譲ります」の人がいっぱいいたし、当日券も出ていた。でも1万8千人も来ていたらしい。
じっくり座って観られる位置の席で、ラッキー。アリーナで立ちっぱなしなんて勘弁ですから。
宇多田ヒカルの最近の楽曲は、アレンジが妙にオリジナリティーに溢れていて、なんだかすごいことになってる。しかも本人が作っているらしい。序盤「This is Love」など、生バンドいるのに、打ち込みがまじって、なんとも不思議な音。生声がどれなのか良くわからない状態。さらにバックにいろんな映像が流れるのだが、そのどれも意味不明。ちょっと戸惑う。
中盤以降、ストレートにステージの本人を移す映像になり、いい感じになる。
正直、声量と言う面では、弱い。でも切なげなメロディーに、時折かすれがちな声が、マッチしている。
UTADA名義の数曲を除いて、ほとんどすべてシングル曲という大胆でサービス心溢れる構成で、満足。序盤の無意味な映像演出をなくしてくれればもっと良かった。あれをなくして、チケット代2000円安くすれば、もうちょっとお客さん集まったんじゃないかな。