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サンボマスター@ZEPP TOKYO

「僕と君のすべてをロックンロールと呼べ」ツアー(長いよ)最終日。2日前の追加公演はがらがらだったらしい。たしかに新聞にずっと広告出ていたもんな。
この日の分は即日完売という話だったが、当日券売っているし、後ろのほうはほどよい空き具合だった。後ろの段差あるほうに陣取る。
女子率の高さに驚く。前のほうは男ばかりだったのかもしれないけど。がたいのいいお兄さん率もやや高い。
さて本編。
「二人ぼっちの世界」から始まる。全体に、とんでもない爆音で、うろたえるが、ライブそのものは実に素晴らしかった。演奏とMC、唄と叫びのバランスが、とにかく絶妙。演奏もやっぱり上手い。ギターもむちゃくちゃやっているようでいて、弾くべきところはちゃんと弾いていた。客の盛り上げ方も実に上手い。
たっぷり2時間半、たぶんいつもより多めなのだろう。でもまだもっと演って欲しいと思ってしまうくらいの出来だった。
DVDやTVでライブ観ていて、もっとちゃんと歌えばいいのにな、と存在そのものを否定しかねない感想を抱いていたのだが。ちゃんと歌っているではないですか。それに全体のバランスがいいので、MCの長さもまったく気にならない。映像で分かった気になってはいけない。やっぱりちゃんと生で観ないといけませんね。
客も一緒になって歌うというのは、好きではないのだが、まぁこのバンドの場合、あっているのかも。
3人の息の合った雰囲気がまた、いい。
爆音には、ちょっと参ったけど。