- 作者: 篠田節子
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2006/11
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第一章で主人公たちの最低っぷりをげんなりするほど見せつけて、共感できない状況を作っておきながら、ちゃんと最後まで読ませてしまうのはさすが。
しかし、現代の日本人が、そんなにたくましく生きられるものかな。みんな英語が妙に堪能で、知識レベルも高すぎる。まぁフィクションとしては許容範囲だけど。
2003年に出版されていたというのは、ちょっと驚き。ラストのほうなんて、2004年におきた某騒動を想起させる。