The workers are goin’ home

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「ノーカントリー」@日比谷シャンテ シネ

ほぼ満席。早めに席をとっておいて正解だった。
全編暴力に満ち溢れている。この作品での「暴力」は殴る、蹴る、ではなく、撃つ。肉体性も感じられないままに、人がどんどん殺されていく。エンターテイメント映画的なお約束からはかけ離れたストーリー展開に、少々戸惑いつつも、引きこまれてしまう。
アメリカ南部の荒涼とした風景が、空恐ろしさを増幅させている。
誰にでも奨められる映画ではないけど、インパクトは強かった。しばらく何かにつけて、この作品の意味について考えてしまいそう。