The workers are goin’ home

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「感染列島」@シネマイクスピアリ

「誰も守ってくれない」を観ようと思って行ったら、どういうわけかチケット売り場が長蛇の列で開映時間に間に合わず、時間の近かったこちらを観る。
瀬々敬久脚本監督。こういうのも作るのか。
最後まで飽きずに観られたけど、長いです。登場人物みんな泣きすぎです。そして容赦なく死にすぎです。邦画史上もっともいっぱい人が死んだ映画ではないか(字幕上だけど)。結局そう収束させるしかないよね、という終わり方で、妙に納得。
妻夫木聡がいきなり海外に飛んでいく謎の機動力をみせて「ともだち!」と叫ぶシーンなど、途中何度かこの作品は実はギャグなのではないか、と思える場面があったのだけど、作っている側はどこまで本気なのだろうか。
檀れいは無駄に演技が上手かった。
しかし結局どういう基準で感染したのだろう。よくわからん。よくわからんといえば、こういう映画をマスクもせずに咳げほげほさせながら観ている観客というのも、いったいどういう感覚なのだろう。