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「カムイ外伝」@シネマイクスピアリ


大きなスクリーンなのに観客10人程度。
既に各方面で酷評されているので、ちょっと覚悟して行ったのだけど、そんなに悪くなかった。
監督崔洋一、脚本宮藤官九郎、主演松山ケンイチなんて、個人的にはツボつきまくり。
ドラマは狭い世界に留まっていて、広がりが小さいのは残念だけど、そもそも外伝なのだから、それも仕方ない。
忍者同士のアクションシーンはなかなか迫力があり、特に松ケンは、さすがの演技。漫画原作のキャラクターを演じさせたら国内随一だよなぁ。生きることは逃げること。孤独と葛藤、苦しみの中、生き抜く主演を好演。
海のシーンのCG処理は総じてややしょぼいものの、我慢できるレベル。
確かにこのキャストとスタッフだったら、もっといいものが作れていたのではないかという気もする。大いにする。でもくどいですが悪くなかったです。