Nylon100%の企画、行くの２度目だなぁ。
開場１６時開演１８時。１７時半過ぎくらいに行く。エントランスでもいくつか演っていて気にはなっていたのだが、結局観ず。
まずは8 1/2。キーボードが入っていればニューウェーヴになるというわけでもない。残念ながら、音があまり好みではなかったなぁ。約４０分のステージ。
続いてはFRICTION。レックのベースもうねっていてパワーみなぎっていたが、なんといっても、中村達也のドラムが、すごい。すごすぎる。圧倒的。リズムだけでもロックが成立することを、完全に証明してみせた。格好よかった。約６０分のステージ。
で、トリはゆらゆら帝国。サマソニ以来だけど、ライブハウスで観るのは久々だから、観る方もちょっと緊張してしまう。
千代さんサングラス。
まずは坂本さん、マイクをおもむろに持って、エフェクター越し、ベース音のループにのせて「宇宙人の引っ越し」。今日は背景の演出もあって、早くも異世界に連れて行ってくれる雰囲気。そのままなんとブルースハープを持って「順番には逆らえない」。音が艶かしい。さらにエコーがかかっていて、サイケデリックな雰囲気が溢れる。
それからやっとギターを持っての「ソフトに死んでいる」。いつもよりファズが多めな気がした。続いては、初めて聴く新曲。穴ぼこが、って歌う曲。けっこうポップで、これは、とてもいい曲。
続いて「はて人間は？」「誰だっけ？」「つきぬけた」と、ややテンション高めに展開。続いて、これは何度か聴いている、墓のことを歌う新曲。柴田さんの動きが、いい。追ってしまった。
そして、なんと「グレープフルーツちょうだい」！この曲大好きなので、久々に聴けて、嬉しい。そして「午前三時のファズギター」で、ファズを極限まで持って行く。そのテンションのまま、ラスト、マラカス持って「３X３X３」。マラカス１回壊して客席に放り投げ、さらにマラカス取り出して、放り投げる。そしてギターに持ち替え、圧巻のラストに持って行く。約６０分。
最後は圧倒されて、声も出なかった。素晴らしい演奏だった。
曲順はうろ覚えなので、間違えているかも。激しめの曲が多く、結構攻撃的とも言えるセットだった。
今度はブルースハープなんて飛び道具も出てきた。新曲もいい感じだし、ゆら帝はいったいどこまで未知の世界に連れて行ってくれるのだろう。
