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BRAHMAN presents tantrism Vol.6@新木場STUDIO COAST


出演はTHE BLUE HERB、EGO-WRAPPIN' AND THE GOSSIP OF JAXX、BRAHMAN
この対バンはやばすぎるだろう、しかもチケット3000円だし、と、雨の中、行く。
まずは19時ちょうどにTHE BLUE HERB登場。初見。
DJとMCのシンプルな編成。アドリブを多用しながら、決して楽ではない日常と生活を深く鋭く切り取るリリック。沈み込むような渋いトラック。
約40分のステージ。格好良すぎる。ちょっと衝撃を受けた。
続いてEGO-WRAPPIN' AND THE GOSSIP OF JAXX。エゴ・ラッピン、何年ぶりだろう。いきなりサイコアナルシス。森ラッピンのギターは切れ味鋭く、中納さんの声はアクティブに、伸びやかに響く。これまた、格好良すぎる。ラストは、GO ACTIONで、場内のテンションも上がる。40分。
で、BRAHMANBRAHMANも久しぶり。なかなかチケットとれないし、日程も合わなかった。
久々に観て、驚く。ほぼ完全ノンストップの演奏で、TOSHI-LOW(明らかに歌、上手くなっている)も、バンドメンバーも、そして観客も、三つ巴で、戦っている。こんなに大量のダイブを観たのは、久しぶり。場内もステージも、ほとんど格闘技場。
そして演奏も、前聴いたときより、明らかにBPMが上がっている。とんでもないテンション。誰か怪我するんじゃないかと本気で思ってしまった。
DEEPやら、BASISやら、久々に生で聴いて、鳥肌が立ちました。約50分。もうパンクとかラウドロックとか、ジャンルを完全に超えているよな、BRAHMAN。15曲以上は演ったんではないだろうか。
で、アンコールは、エゴ・ラッピンの時にMCで予告されていて本当かよ、とちょっと思っていたのだが、なんと、エゴ・ラッピンの2人とBRAHMANが登場して、共作の曲を披露。浅草の森さんの家に、ブラフマン、ギターのKOHKIが3日きて、完成させた曲だそうです。最初は中納さんだけで歌っていたのだけど、途中からTOSHI-LOWも登場して、2人で歌う。さらに、THE BLUE HERBのMCまで出てきて、多分アドリブのような言葉を加える。
歌詞はよく聴き取れなかったけど、最後に「MUSIC」って歌っていたような。素直に、いい曲。すごいぞ、すごい。
なんだかとても貴重なものを観てしまった気分。
これ、音源化されるのだろうか。どちらもトイズファクトリーだけど。。。


終わったのは10時過ぎ。やたらとサービス満点の充実したライブだった。
相変わらず体調は万全ではなかったけど、行けて良かった。終わったときには、雨が上がっていた。