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【マニ・ノイマイヤー(GURU GURU)JAPAN TOUR 2010】マニ・ノイマイヤー(GURU GURU)/ゼニゲバ(KK NULL+田端満+吉田達也)/柴田一郎(ゆらゆら帝国)+中原昌也(Hair Stylistics)@東高円寺U.F.O.CLUB

なんかこの対バン、すごくないか、ということで、やや疲れてはいたのだけど、本能のおもむくままに、行く(そもそも早々に予約していたのですが)。
U.F.O.CLUB、超満員。
開演19時半ちょうどに、Hair Stylistics登場。中原昌也、公民館にあるような長机の上で、謎のノイズ発生器を大量に従え、相も変わらぬノイズを大放出。
駄目だ、どんどん好きになっていく。ポップにすら聴こえてくる。30分くらいで、「お疲れさまでした!」と、退場。あれ、柴田さんと共演じゃないの?いつ出てくるんだろう、って待っていたのに。ドラムとノイズの共振が観られるかと思っていたのに、ちょっと拍子抜け。
どういうことだろう、と、ふと、DJブースを見ると、柴田さんらしき人がいる(ちょっと遠かったので、確実ではない)。DJ柴田さんとの共演ってことだったのかなぁ。やや釈然としない。まぁ勝手にいろいろ妄想して、期待する方が悪かったかな(と、今風呂に入って思い直す)。
つづいて、ゼニゲバ(ZENI GEVA)登場。伝説のバンドだよなぁ。ライブ観るの、初めて。
ベースレスの3ピース。圧巻のプログレッシブ(いやプログレって、あまり好きな言葉ではないのですが、他に言葉が浮かばない)、ヘヴィーロック。すげえ。とにかくなんと表現したらいいか分からないけど、ありえないくらい格好いい。ひたすら圧倒される。それにしても、吉田達也のドラム。上手すぎるでしょう。
そして、ラスト、マニ・ノイマイヤー
幕が開くと、紙に覆われたドラムセット。謎の女性が登場して、鈴を鳴らしながら、ハサミで紙を切っていく。で、登場。「コンニチハ!」と挨拶して、おもむろに女性と座り、歌いながら、石膏のようなものを叩いて音を出す。それから、おもむろにドラム。うわ。のけぞってしまうくらい、上手い。身体とドラムが、まるで一体になっているかのよう。
口でのボイスパーカッションのようなものも披露。やはり全身パーカッショニストだ。
さらに吉田達也を呼び出して、ステージ前に鉄鍋やら灰皿みたいなものを並べて、叩いて、フリーセッション。これがまた、素晴らしい。
何でも今、2人でマニタツというユニットをやっているそうです。
アンコールでまたドラムを叩いて、終了。
最高だった。
ステージにCD並べて物販タイム。CD買って、ちゃっかりマニさんにサインしてもらいました。


なんだかんだで、大満足。

終わって外に出たら、高円寺は雪だった。あれ、そんな予報だったっけ。


そんなこんなで、また夜遅くなってしまった。おやすみなさい。