横浜アリーナではレディー・ガガ、さいたまスーパーアリーナでは凛として時雨がライブを繰り広げている、土曜日の夜。東京都心、渋谷では、決して派手とは言えないバンド（失礼）、おとぎ話がライブを行うのであった。
ずっとライブに行きたい行きたいと思っていたバンドで、新譜を聴いて熱が高まり、ついに今日、初めて行くことができた。
集客どんなもんなんだろう、と思ったが、クアトロ、かなり埋まっていた。
後ろの方で観る。
開演の18時、10分過ぎくらいに、メンバー登場。
素朴な、飾り気のないスタイルの4人組。日常をファンタジックに切り取った歌詞は耳に残るし、なんといっても、どの曲も、とてもポップで、どこか切なく、一緒に歌いたくなるくらい、メロディが素晴らしい。
MC少なめ、なんと2時間20分におよぶ長尺のライブで、ストイックなくらいに、ひたすら曲を演奏。持ち歌のほとんど演ったんじゃないのかというほどの勢い。フラカン「深夜高速」のカバーまで披露。これがまた、よかった。
特に、新譜の中でも特に好きな、「WHITE SONG」は、割と序盤に、アンコール1曲目で、これまた素敵なメロディと詞が胸にしみる「ハートのうた」も演ってくれて、満足。
終わったのは8時半くらい。
週末の渋谷の喧噪は、ちょっと気分的につらくて、駆け足で帰ってきました。
でもいいライブだった。
WHITE SONGです。ほんと、素敵な曲です。
