ほとんど宣伝もされていないし、公開2週目にして朝のみの上映というなかなか厳しい、でも主演はE-GIRLSのメンバーらしいし、エンディングもEXILEの弟分だった（よく知らないので、違っていたらごめんなさい）。
どこかに流れている香ばしいお金の匂いがしなくもない作品。
何故観に行ったのかというと、単純に、招待券をもらったから。
本当は「ピースオブケイク」も観たかったのだけど、時間がかぶってしまった。
で、映画。これが想定外に、かなり真面目に作られた青春物語で、主要登場人物を5人にしぼることで、それぞれのキャラクターを明確に描き、変に恋愛物語に走らず、王道の青春スポーツ、ダンスをする少女達を丁寧に追っている。スクールカースト、というかスクール内に発生するヒエラルキーなども丁寧に描いていて、よくできているなぁと素直に思った。一所懸命な若者を応援できないほど、自分はひねくれてもいない。
まぁ確かに類型的すぎる展開ではあり、最初の40分くらいでその後の展開がほぼ読めてしまうような物語ではあったが、多くの制約の中で、かなり誠実に作られた作品なのではないかなぁ。上からで申し訳ないですが。
ちなみに観客、自分を入れて3人だった。
