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「失踪症候群」貫井徳郎 双葉文庫

「殺人症候群」の文庫化を機に、症候群三部作を読んでみようと。1作目は10年前の発表なのね。現代の仕置き人みたいな、現実的ではない設定を、時代のリアルと絡めて、なんというか、普通に読ませる。年齢はとやかく言うものではないけど、27か28でこれだけのものを書いているなんて、驚き。でも、95年だったら、さすがに「ファミコン」ではないよな。