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サンボマスター・岡林信康&大日本エンヤトット救世楽団@CLUB CITTA'

「新しき日本語ロックキャンペーン2007 世界ロック選抜」の第一回。副題は「俺達は岡林信康が来るのを待っていた」。長い。
火曜日会社さぼって「いいとも」観てたら、サンボマスターが出ていて、イベントの存在を初めて知った。
仕事切り上げ、当日券で入場。物販やら柵やらでかなり狭くしていたけど、それでも会場はがらがら。開演時は、500人もいなかったのではないか。
サンボマスター→共演→岡林信康サンボマスター
のサンドイッチ方式。
まずはサンボマスターが5曲ほど演って会場を暖め、岡林信康登場。世代的にリアルタイムではないし、これまでも岡林信康はなんとなく素通りしてきた。しかし、まさか今頃になって彼を生で観られるとは。なんだか感慨深い。サンボマスターと一緒に「今日をこえて」。山口隆、うれしそうだったな。
岡林が山口に対し、「いやー、かわいいねぇ。家に持って帰りたいくらい」なんて言ったり、「こんなうるさいエレキのバンドと一緒に演るのは35年ぶりだよ」「つーことは、はっぴぃえんど以来ですかぁ!」なんてやりとりがあったりで、なんとも楽しい雰囲気だった。

エンヤトット救世楽団は、太鼓やら津軽三味線やら尺八やらの、邦楽集団。なんか昔の岡林信康のイメージではなかったが、客をうまく盛り上げるし、とにかく聴いていて楽しい音楽。どこか日本人の心をゆさぶるリズムがあるんだよな。尺八が格好よかった。

で、またサンボマスター登場。ベスト盤のようなセットリスト。しかも山口隆、がなることなく、ちゃんと歌っている。ギター弾いている。そして今さら言うまでもないが、3人とも演奏巧すぎる。メロディー美しすぎる。
途中で、新曲「I LOVE YOU」。正直ベタな歌詞に聞こえたが、その一部が、かなり弱っている最近の自分にがつんとつきささり、冷静でいられなくなる。こっそり涙ぐむ。今後もこの曲聴いたら条件反射で泣いてしまうんではないか。ちょっと怖い。でも早く音源で聴きたい。
2時間半くらいで終了。サンボマスターもワンマン並みのボリューム。期待以上のイベントで、大満足。集客が少ないのはちょっともったいなかったけど、おかげで自分はゆったり観られたし、とにかく行けて良かった。