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「ブラッド・ダイヤモンド」@サロンパスルーブル丸の内

そんな映画館知らんよ、と調べたらマリオンの7階でした。スポンサーついたのね。丸の内ってのやめて、有楽町にして欲しいわかりにくいから。上映前サロンパスのCMが流れて、なんか面白かった。
で、映画。
うーん、力作。ディパーテッドよりはるかにいい。難しいテーマを扱いながら、話の筋もわかりやすく、ちゃんとした大型エンターテイメントに仕上がっている。ディカプリオの熱演が光る。骨太ですね。
しかし確かに観ているうちは、これは傑作かもと興奮し、終映時もおおいに満足していたのだけど、帰りの電車を降りた頃には、どんな映画だったっけと印象が薄くなっていた。うーん、何が悪かったんだろう。
まぁ全体に薄味だし、少なくともハリウッドの呪縛、中途半端な恋愛模様さえなければ、もっとよかったけど。
どこがツボだったのか、泣いているお客がいた。他人の感情に口出すのも不遜だけど、現実は、もっと厳しいものだと思います。