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「アマルフィ 女神の報酬」@シネマイクスピアリ

原作真保裕一、主演織田裕二。なんだか「ホワイトアウト」を思い出すなぁ。
役者も豪華だし、大味ながら緊迫感あるサスペンスとして、最後までそれなりに観られた。
しかし終盤の展開のあまりの強引さには苦笑いすら浮かんでしまうし、偶然性に頼り過ぎな犯人の計画と行動には疑問符をつけたくなる。何より、事件がイタリアで起きる必然がまったくない。海外で大騒ぎしないで、日本でけりをつけてもらいたい。
そして織田裕二は結局何をしていたのでしょう。何も解決していない。事件を大きくしただけにしか思えない。
でも最近流行りのテレビドラマの映画化ではないところや、無駄に長いコンサートシーンや花火など、全体になんとなくバブルを感じて興味深いので、フジテレビにはどんどんお金をかけてシリーズ化していただきたいです。

にしてもやっぱり、脚本のクレジットがないのはどんな理由にせよ不自然。載せられるのが、よっぽど嫌だったのでしょうか。