The workers are goin’ home

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「かいじゅうたちのいるところ」@シネマイクスピアリ


字幕版で鑑賞。
わがままで自分勝手。姉相手にも母親相手にも、かまってもらえないと暴れるばかりの勝手な少年マックスは、近くにいたら怒ってやりたいくらい生意気なクソガキ。
そんなマックスがたどり着いたのは、かいじゅうたちでいっぱいの、彼にとってはわがままし放題、暴れ放題、桃源郷のような世界。かいじゅうたちと一緒に、暴れ、騒ぎ、ぬくもりの中で眠る。
でも彼もいつまでも王様のままではいられない。別れの時はやってくる。
そんなマックス少年のいる世界、観る世界、また彼のわがままで甘えん坊な性格は、皆誰もが経験し、たどってきた、忘れてしまった過去なのではないかなぁ。
シュレックのようなCGでもなく、アニメーションでもない、着ぐるみのかいじゅうたちが、皆、愛らしい。カレンOが中心となって作られたらしい(土曜日のヤーヤーヤーズ、やっぱり行けば良かったなぁ)、音楽もとてもいい。