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インビクタス/負けざる者たち@シネマイクスピアリ


クリント・イーストウッド監督に、モーガン・フリーマンマット・デイモン。どんだけ個人的ツボをついているんだよというようなラインナップの映画。
間然とするところのない、素晴らしい作品。
そもそもアメリカ人にほとんどなじみのないラグビーで、映画を作ってしまうというだけで、すごいと思う。
そしてこれが実話をベースにしているというのだから、どれだけ現実ってドラマティックなんだよ。ネルソン・マンデラの偉大さを改めて認識。しかしそんな彼ですら、完璧な人間でないことも、家族の問題などを通して、描かれている。
ちょっとネタバレになっちゃうけど、決勝戦が、キックばかりでトライがなかった、というのが、いかにも現実っぽい。トライがあったかはわからなかったけど、実際の得点が映画と同じだったことまでは、ちょっと調べて確認できました。
でもこれ、ラグビーファンには常識なのかな。


事前に過大に期待しすぎたためか、作品としてとにかく無駄がなく、隙のないところが逆に気になった。
まぁ贅沢な不満なんですけどね。