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andymori 東名阪ワンマンツアー ”ぼくたちアンディモリ”@日比谷野外大音楽堂

この日は行きたいライブが多かったのだけど、前からチケットをとっていたこれに行く。
今年は野音に行かないかと思ったけど、結局行くことになった。寒かったが、やっぱり野音はいい。冷凍都市東京の真ん中で、独特の空気が漂っている。しかも雨が止んでよかった。
で、andymori登場。
3ピースで、ギター、ベース、ドラムのオーソドックスなスタイルで、ロックのフォーマットに則ったような演奏をする。決して上手いわけでもない。メロディも結構似通っているものが多く、特に図抜けているものではない。
でも、彼らの奏でるロックには、何か、新しい風を感じる。とても心動かされる。
ちょっぴり感動しながら観る。MC少なめで、基本的に短めの曲を立て続けに、次々と演奏。
1984」「CITY LIGHTS」は、やっぱり名曲。
で、アンコール、ドラマー後藤大樹が「言わなきゃいけないことがあるんですけど」と、なんと脱退を発表。本当はこの野音で辞めようとしていたのだけど、11月のライブまで決まっていたので、そこまでは続けていくらしい。
あまりに突然の発表で、会場が表現のしようもないくらいの何とも言えない空気に包まれる。そのままアンコール1度目終了。
ダブルアンコールで、くるりの歴史的名曲「ロックンロール」のカバーと、2度目の「CITY LIGHTS」で、会場何とか盛り上がり、終了。
それにしても大盛況のライブ中での脱退発表には驚いた。これからのバンドという感じなのに、ドラマーの脱退というのは痛い。しかも「ロックンロール」なんて、超絶技巧ドラマークリストファー(最後の定着メンバー)在籍時のくるりじゃないか。何かの皮肉か。
あと、「ロックンロール」最初に聴いたとき、あれ、この曲、涙が出るくらい好きな曲なのに、誰のなんて曲だっけ、って、ものすごく頭が混乱しました。野音を出るくらいで思いだした。そういや「くるり鶏びゅ〜と」でも演奏していましたね。記憶力も劣化しているらしい。
帰り、メンバーのメッセージが載った紙が配られる。前向きな脱退と思いたいです。


追記:RO69のライブレポから、セットリストを転載します。2時間弱だったけど、30曲以上演ったんですね。
http://ro69.jp/live/detail/40809
1.SWASDEECLAP YOUR HANDS
2.ベンガルトラとウィスキー
3.everything is my guitar
4.僕がハクビシンだったら
5.クレイジークレーマー
6.バクダッドのボディーカウント
7.都会を走る猫
8.青い空
9.16
10.ビューティフルセレブリティー
11.楽園
12.ハッピーエンド
13.三万日ブルース
14.誰にも見つけられない星になれたら
15.ナツメグ
16.僕が白人だったら
17.モンゴロイドブルース
18.ずっとグルーピー
19.スーパーマンになりたい
20.Transit in Thailand
21.サンセットクルージング
22.オレンジトレイン
23.1984
24.andyとrock
25.FOLLOW ME
26.CITY LIGHTS
27.すごい速さ
28.Weapons of Mass Destruction

アンコール1
1.マイアミソング
2.グロリアス軽トラ
3.Life Is Party

アンコール2
1.アイラビューベイビー
2.ロックンロール
3.CITY LIGHTS