出演は三遊亭王楽／ナイツ／桂歌丸／三遊亭小遊三／渡辺正行／立川談春／立川志の輔
という、落語協会と漫才協会と立川流が同席するという、夢のようなメンバー。談春と志の輔が同じ席に出るというだけですごいのに、笑点メンバーまで出演だもんな。
直前にチケットとったのだけど、キャンセル分の席だったのか、ものすごい前の方だった。
まずは三遊亭王楽による小咄、「みそ豆」。続くナイツの漫才。やっぱり面白い。で、いきなり桂歌丸なんて大御所が出てきて、おもむろに「壺算」。さらに小遊三が出てきて、「替り目」。
中入りの後、渡辺正行。これしかできない、ということで、「時そば」を披露。はっきり言って上手くはなかったが、独特の味があって良かった。
で、立川談春「道灌」。初めて覚えた落語だそうです。最初が道灌なんて、なんだかすごい。そしてやっぱり談春、図抜けて上手い。
トリは立川志の輔「ハナコ」。新作落語。ユッケ問題といった旬のネタを枕に、スムーズに落語に入っていく。ここまで枕からスムーズに落語に入っていったの、観たことない。それだけで感動してしまう。
で、噺もどう転がっていくのか分からない面白さがあって、抜群。すごいな、志の輔。
中入り入れて２時間半。贅沢な時間でした。
