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キノコホテル サロン・ド・キノコ〜華麗なる獲物たち@東京キネマ倶楽部


キネマ倶楽部、久しぶり。ももクロ試練の七番勝負以来か。今ももクロがここで演ったら、暴動が起きるだろうね。
で、今この倶楽部が最も似合うのは、キノコホテルと女王蜂だよな、と思ったら、女王蜂は先日ここでワンマンしていたらしい。観逃した。

ステージ階段上(キネマ倶楽部行ったことのある人しかわかんないか)の方にバスタブがあったり、ステージにパーカッションが用意されていたり、今夜はなんかいろいろありそうだぞ、と思いながら待つ。
開演の20分くらい遅れで、エマさん登場。ステージ階段を登る。いつの間にやらバスタブに裸でいる支配人(正確には下着着ていたけど)、「処女の生き血とワインでできたお風呂は最高ね」エマさん、それに対して、「今日は足りなくてファービーの血も入っております」みたいな可笑しなやりとりがあって、お客さんが待っているということで、支配人着替え。で、演奏開始。
ここからしばらくはいつものキノコホテルのライブが続く。
当然のように演奏のクオリティは高いし、予想通り彼女たちのサウンドはキネマ倶楽部に似合う。
で、途中で、サポートでパーカッションとキーボードを呼んで、TOKYOキノコガールズコレクション(だったかな)、と題して、メンバーが順番に、袖に引っ込んで、新コスチュームに着替える。エマ、ファービー、ケメ、支配人の順。で、びっくりしたのが、メンバーが着替えている間、支配人がその楽器を演奏していたこと。ドラムも叩くし、ギターも弾く。すごい。
支配人、鍵盤とベースしか弾けないんじゃなかったっけ。この期におよんで、進化しているのか。恐るべし。
新曲も何曲か演ったけど、どれも新しいキノコホテルを予感させる、いい曲だった。それに(新曲には参加していなかったけど)サポートメンバーの確かな腕でのサポートが、とても良かった。特にパーカッションが音に彩りを与えていた。
ダブルアンコールにも応えて、100分くらいの堂々たるステージ。
アンコールで、支配人は「演りなおしたいくらい」上手く出来なかった、と言っていたが、どの辺が?と感じさせるような、堂々としたライブだった。
感動。去年のクリスマスイブに新宿JAM、数十人の客の前でやさぐれたステージを演っていたのを懐かしく感じるくらい、スケールも演奏力もアップした、新しいキノコホテルを魅せてくれた。