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青葉市子 独奏会@原宿VACANT


VACANT、ホームページを見てもライブハウスっぽい様子はないし、地図も非常にわかりづらい。たどりつけるかな、と思いながら行ったら、結構あっさり見つかった。原宿通り入って、2つめの交差点左折して少し行ったところ。
お店に入ったら、1階部分は店舗。ele-kingは1号からあるし、ものすごい好みな財布やらアクセサリー売ってたり(ojaga designというらしい。覚えておこう)で、心動かされる。うわ。こういうお店、好きだ。
編み物教室(かな?)もやっていた。
で、2階部分がイベントスペース。段差はない。地べたに座布団敷いて、観る。結構広く、立ち見も出る盛況。100人以上は入っていたかな。
「灰色の日」「パッチワーク」で始まる。その後も、「ポシェットのおうた」などを、披露。「日時計」のギターは、本当に美しい。
途中から、来年1月に出る3rdアルバムからの曲も次々と披露していく。1時間くらいで、一部終了。
ちょっと休憩して、第二部。
LITTLE CREATURES鈴木正人が登場。ウッドベースを弾く。豪華。ウッドベースのみで歌う、大貫妙子「横顔」のカバーがとても良かった。青葉市子、声も透明感があり、素晴らしい。
で、鈴木さん引っ込んで、また喋りながら歌う。七尾旅人のカバー「圏内の歌」という歌も。ちょっとぐっとくる。
で、最後の方に演奏した「奇跡はいつでも」という曲、レイ・ハラカミの訃報を聞き、それまでよく知らなかったけど、作ったとのこと。この曲がとても儚く、でも力強く、泣きそうになった。あれ、でもこれ、先日のPremium Liveでも演ってたかな。ちょっと聴いた記憶がある。3rdアルバムに入るからか、「火の粉」には、収録はされていないけど。
面白かったのが、一昨日知ったという、きゃりーぱみゅぱみゅの「つけまつける」をちょっと弾き語りしたこと。原宿ですからね。しかし、耳コピもできるんだ。やっぱり、才能ですね。
アンコールは鈴木正人さんも出てきて、1曲。どの曲だったか、ちょっと感動しすぎて、忘れてしまった。
青葉市子、まだ21歳。中高生の頃DIR EN GREYとか聴いていたとは思えない音楽性。ブラック・サバスを知らないとは思えない音楽的深み。
とんでもない才能が出てきたな、と改めて思った。まだ知って日も浅いけど、すっかりはまっています。