The workers are goin’ home

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山本精一&Phew@渋谷WWW


この日は新宿できゃろらいんちゃろんぷろっぷきゃりーぱみゅぱみゅのインストアがあったり、Duoではフレンチエレクトロの雄、YUKSEKのLiveセット公演があったりで、どうしようか迷ったのだが、やはり王道のリアルレジェンドを観よう、と、この公演に行くことに決める。
決めたの昨日の夜11時過ぎ。ぎりぎりで前売りを買えた。
まずは山本精一Phewの2人で演奏。「ファイヴ・フィンガー・ディスカウント」から、「夢で逢いましょう」「オーブル街」などを演奏。前半のハイライトは、「どこかで」だったかな。絞り出すように、しかし踊るように歌うPhewの歌声と、それに寄り添う山本精一の深く優しい、しかし激しいギター。身震いした。
VELVET UNDERGROUNDの「CANDY SAYS」でデュオセット終了。
10分の休憩後、バンドで登場。
山本久土 (guitar)、原田仁 (bass)、 茶谷雅之 (drums)の豪華布陣。
まずはPhewが出てこないで、山本精一が歌う。いきなり歴史的名曲、「まさおの夢」で、のけぞる。まさかこの曲を生で聴ける時がくるとは、と、泣きそうになる。「バケツの歌」「そら」も演ってくれて、感無量。
3曲演って、Phew登場。「幸福のすみか」からの曲を、演奏。起伏のあるバンドサウンドに乗っかって、あっという間に時は進んでいく。「鼻」が一番盛り上がった印象だけど、「そのうち」のセッションがものすごい気迫に溢れていた。
気付いたときはもう最後の曲だった。
で、アンコール、「O CAROLINE」で、ちょっとびっくり。素晴らしい。さらに、「ネコの歌を演ります」と、1曲(新曲かな?)、さらに、もう1曲、やたら迫力のある歌を演ってくれて、終了。歌詞が刺激的で非常に突き刺さったのが、何故かどんなだったか忘れてしまった(あ、一晩寝て思いだした。「行動するのは良いことなのですか?」だ)。興奮しすぎた。
気付いたら2時間経っていた。
この公演選んで正解だったな、と、感慨に浸る。ちなみに同じWWWでオールナイトイベントでYUKSEKのDJがあったのだけど、さすがに体力がもたない。
帰る。
山本精一のギターは、やっぱりすごい。それからPhewのなんとも形容しがたい圧倒的なボーカリゼーション。最高です。
このコンビで、またアルバム作って欲しいな。

幸福のすみか

幸福のすみか

このアルバム以前も触れたことがあるけど、今でも折に触れて聴いている、大傑作です。