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GBGK PREMIUM STAGE リーディングドラマ「Re:」~Session II~ 作・演出:土田英生 生瀬勝久×仲間由紀恵@CBGKシブゲキ!!


最近朗読ものをよく観に行く。
偶然重なっただけなんだけど、そういえば昔PARCO劇場で、「ラヴ・レターズ」観たなぁ。15年くらい前か。あれがいまでも上演されているところをみると、朗読劇はそれなりの需要があって、役者の負担も少なく、繰り返しいろんな役者で上演できて、幅を持たせられていいのかもしれない。
さて、今回は、日本を代表する2名優、仲間由紀恵生瀬勝久。どう考えても外れようがない。
昼の部を観る。
Re:と、あるように、物語はふたりの男女によるメールのやりとりで進む。携帯メールや電話、実際に会ってのやりとりなどは、メールで語られるか、あえて避けられる。この演出は面白い。
ただ話はかなり突拍子もなく、荒唐無稽とさえ言ってしまってもいいような内容。いやぁ、そりゃあ男と女の結びつきにはいろいろな形やタイミングがあるとは了解しつつも、ちょっとこれは、無理があるなぁ。3月の初演から少しは変わっているのだろうか。今後続けるのだとしたら、一層のブラッシュアップを望みます。
でも、仲間由紀恵が一度も噛まずにセリフを読み込む神業を見せたり、生瀬勝久が絶妙な間を見せて笑いを取ったり、役者の力に助けられ、最後まで飽きずに観ることができた。約90分。長さもちょうど良かったのかもしれない。
なんだかんだで楽しめました。