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カーネーション CARNATION tour 2009 "Velvet Velvet"@Shibuya O-WEST

開演30分前くらいに着いたのだけど、既にかなり埋まっていた。開演時にはほぼ満員。ちょっと嬉しい。
15分押しくらいで、登場。新譜のオープニングを飾る「Velvet Velvet」を高らかに歌い、ライブが始まる。
その後も新譜からの曲を次々と披露。時折、「60Wは僕の頭の上で光ってる」など、やたら懐かしい曲を挟みながらも、基本は新曲ばかりの演奏。
新譜では、「Songbook」と「さみだれ」が好きだなぁとぼんやり思っていたのだけど、やばい。違う。そんなもんじゃない。どの曲も超名曲。既にスタンダードの趣すらある。
心をがっしり奪われる。胸を締め付けられる。素晴らしい。
新曲以外では終盤の「New Morning」「アイ・アム・サル」「Edo River」の流れが、なんだか感涙ものだった。ほとんど泣きかけてました。本編ラストは、アルバムのラストを飾る、「遠い空 響く声」。美しい。
ダブルアンコールでは、今年最後の大騒ぎ、「夜の煙突」で、鮮やかに、ハイテンションに終了。
伸びやかで艶のある声に、髪振り乱してのエネルギッシュなギターの直枝さん。うなりながらも安定感のある大田さんのベース。絶好調だった。やまぬアンコールに、2人が登場して、挨拶して終了。約2時間50分。長丁場をがっつり堪能させていただきました。


今年のライブも見納め。カーネーションのライブなんて、最後にふさわしい。
メンバーは2人(とサポート)だけになってしまったけど、カーネーションはまだまだ終わらない。いやむしろ、これからだ。そう思わせてくれて、心強かった。最高だった。




と満足して帰ってきてナタリーみたら、POLYSICSから、カヨ卒業のニュース。
http://natalie.mu/news/show/id/25573
http://www.polysics.com/kayo/kayo_leave.html
ナタリーもすごい反響。
オフィシャルホームページによると、ずいぶん前から出ていた話なんだなぁ。その後もアルバム2枚作るなんて、プロ精神に溢れ素晴らしいと思う。しかしカヨのいないPOLYSICSなんて、かしゆかのいないPerfumeのようなもんじゃないか。いや違うか。とにかく驚いた。何故、武道館演るのか、という素朴な疑問が、やっと解けた。
ある意味今年の音楽ニュース一番の驚きかもしれない。



(24日追記)
で、話はカーネーションに戻って、オフィシャルホームページにセットリストが載っていたので、転載します。
http://www.carnation-web.com/news/live/
1. Velvet Velvet
2. Annie
3. 田園通信
4. Songbook
5. Willow in Space(直枝AG)
6. 60Wはぼくの頭の上で光ってる(直枝AG)
7. Planet Radio(直枝AG)
8. 砂丘にて(直枝AG)
9. レター
10. さみだれ
11. この悲しみ
12. Dream is Over
13. FUNNY *
14. For Your Love *
15. ジェイソン *
16. ぼうふら漂流族 *
17. New Morning
18. アイ・アム・サル
19. Edo River
20. 遠い空 響く声(直枝AG)

encore.1
やめておくれ(直枝AG)
Paradise Express

encore.2
夜の煙突

13-16:直枝、大田、中原トリオ


「ジェイソン」から「ぼうふら漂流族」への展開も、すごかったなぁ。