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バッファロー吾郎特別公演「たそがれドラゴンボール」@神保町花月

脚本・演出:森
出演:バッファロー吾郎・アジアン・ダイアン・溜口佑太朗拙者ムニエル)・小田篤史(Tokyo Comedy Store.j)・島田雅之(DART'S)・森下亮(クロムモリブデン)他 日替わりゲストとして、今日はしあつ野郎
内容:『島〇作』シリーズでお馴染みの弘兼先生が少年漫画誌に殴り込み!独特の人間ドラマを織り込んだ新生『ドラゴンボール』が誕生する!
以上、神保町花月オフィシャルホームページより。
天然素材で一番好きだったのは、バッファロー吾郎でした。
そんな人はいっぱいいるでしょう。自分はそうです。というわけで、観に行ってみる。


注:簡単な紹介ですが、これよりネタバレを含んでいますので、二日目以降ご覧になる方はご注意ください。
島耕作を、社長にまでしてしまった弘兼憲史(木村明浩)が、編集者(竹若元博)に責められ、「ドラゴンボール」を、「そんな簡単なのでいいのか!?あんなの『西遊記』のパクリじゃないか!」とうそぶいて、連載開始。
ドラゴンボールのテーマソングをバックに、島耕作の漫画が流れるオープニングからして、シュールで秀逸。
課長、孫耕作(木村明浩)の勤める会社が「柴門製薬(薬品だったかな?)」だったり、部下が「栗林」だったり、細かいところをくすぐる小ネタ満載。
第1話、アジアン馬場園、第2話、ダイアン西澤、第3話アジアン隅田としあつ野郎といった、ゲストを入れた各話の間には、ドラゴンボールのエンディングテーマとともに、レイザーラモンHGの描いたイラストが流れる。
木村明浩とアジアン隅田(歌上手い)とのチークダンスと、「これは栗林の分!」には爆笑が起きていました。
え?これで終わり?という終わり方をして、ちょっとあっけにとられたのだけど、数多くの「少年ジャンプ」作品で、突然の連載終了のたびに、我々はそんな思いにさせられていたのだったということに、気付かされる。
初日ということもあり、みんなセリフとちりまくっていたし、バッファロー吾郎なら、もっと練って、面白いものが作れるだろう、という気もしなくもないのだけど、終わった後で、思い出し笑いをしてしまう、そんな作品でした。
個人的には生でバッファロー吾郎観られただけで、よかった。