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日本マドンナ「月経前症候群〜PMS〜」レコハツ記念ライブ!!! 日本マドンナ ヘンリーヘンリーズ THE抱きしめるズ@新宿レッドクロス


レッドクロスは、行くの初めて。日清食品本社の近くにある。入ったらすぐフロア。狭い。いかにもライブハウス、という雰囲気。
たばこの煙を避けている間に、前の方に来てしまう。
まずはヘンリーヘンリーズ。ボーカルがもろエレカシを意識している感じ、ギターがアベフトシ好きなんだろうな、って感じで、なんだか微笑ましい。聞くところによると、まだ高校生なんだそうです。って、え。それにしては、完成度高くないか。ちょっと驚く。
続いてはTHE抱きしめるズ。ギターが大巨漢で、面白い。楽曲もどれもよく、フロアを盛り上げる。
で、日本マドンナ。ロッキンオンが、珍しくいい新人紹介しているな、と思ったのが、興味を持ったきっかけ。一度ライブを観てみたいと思っていたのだった。
基本、ベースが歌う。張り裂けるように、叫んで歌うしかないような、切実な内容を歌う。ギターは、スタイルが確立しているようで、非常に絵になる。
「幸せカップルファッキンシット」は、名曲です。他にもまだ1度しか披露したことがないという、「死ねと言われて安心した」(だったかな?)という曲が、やたらよかった。その後、「村上春樹つまらない」「生理」など、若者ならではというか、この人たちしか歌えないだろう、というような曲を演奏。演奏は今日出てきた3バンドの中でも明らかに一番下手。でも、演奏の巧拙ではない、パンクロックをやることでしか表現できない痛切さと切迫感を感じた。
うーん、なんというか、上手く言えないけど、やたら良かったのです。アンコールに「恥ずかしい」と言いながら出てきて、「あるがままに」という曲を演奏。「Let It Be」をベースにしているので、正式音源としての発表はなかなか難しいかもしれない(新譜をディスクユニオンで買うとこの曲が付いてきました)が、この曲も、名曲。
ガールズパンクってことで、かんたんにくくってしまってはいけないことは承知しながらも、なんだか赤痢(そんなリアルタイムで体感していないけど)を少し思いだした。
21時頃終了。日曜日の1日、真逆のライブに行ってきた。もはや我が身は死に損ないですが、必死に生きる若者にいろいろ感化されました。ありがたいことです。


追記:RO69にレポートとセットリストが載っていました。
日本マドンナ セットリスト
http://ro69.jp/live/detail/47772
1:ラップ〜月経前症候群ヴァージョン〜
2:徴兵制度
3:幸せカップルファッキンシット
4:クツガエス
5:アンチ大人
6:死ねと言われて安心した
7:村上春樹つまらない
8:生理
9:お前を墓場にぶちこみたい
10:アンチポリス
11:汚したい
12:田舎に暮らしたい
EN:あるがままに