さすが、ナタリーさんがものすごいスピードでレポしてますね。
http://natalie.mu/music/news/96481
というわけで、そんな感じなライブだったのですが、雑感。
・入ってみたらサッカーコート部分が丸空きだったので何がおきるのか、とどきどきする。
・のっけから飛び道具、布袋かよ、そしてまさかのPUSH（アイスの歌）かよ、と驚く。
・猫ひろしが走り出す頃にはもう1時間くらいたっていた。ということはこれから3時間以上はやるのか、と彼のタイムを思いながら。そこからのZ女戦争の流れは良かった。
・セットリストではメドレーの一部でしか書かれていない「上を向いて歩こう」だったけど、何故かここでこみ上げてきてしまう。自分でもこの変な感情が分からなかった。
・ココ☆ナツで、スタジアムの中心に集まるメンバー。結構距離あるよなぁ。
・ワニとシャンプーではまさかの箕輪はるか。27時間テレビの一環らしい。春菜じゃねぇのが面白い。
・真冬の西武ドームには笑った。行きたいな。
・ももいろ太鼓どどんが節は、怒髪天が作ったらしい。というか増子さんかな。なんか昔から太鼓の達人のテーマとしてあったかのような曲。
・武井壮と百田夏菜子の競争はすごかった。すでに大量の運動をこなしているのに全力疾走する夏奈子。偉い。
・サッカーは同郷の北沢以外知らない。でも途中からももクロも加わって面白い展開に。
・まさかの布袋再登場。バンビーナ。
・アンコール、コノウタでメンバーがまたフィールドを駆け回ってサッカー場に星マークを作る。決して派手な演出ではなかったけど、4時間も演ってきて、まだ走れるのか、と、感嘆せずにはいられなかった。
・黒い週末で終わるとは。しかしメンバー紹介にぴったりだった。
というわけで、まぁとにかくいろいろ盛りだくさんなライブ（というかほとんどフェス）だった。
ももクロのライブをまともに観るようになったのは2年半くらい前からだけど、どんどんいろんなものをとりこんで、当初では考えられないスケールのグループになってしまった。
昔のようなひたすら歌だけを繰り出すライブもいいけど、こういうお祭りみたいなことも面白い。
なにをやっても5人はぶれていない。夏菜子の歌声はどこまでも切なくエモい。あーりんはあーりんであることをまっとうしているし、杏果は一生懸命。詩織はいてくれるだけで形になる。れにちゃんの歌声は実はとてもかわいい。
ほとんどが10代の女の子だけで、日産スタジアムを埋め尽くす日がくるなんて、誰が想像したでしょう。
そしてみんな何かを持ち帰って、日常生活に帰って行く。なんか感無量でした。
同じ日、Perfumeがロックインジャパンのメインステージのトリをつとめた。
CDはもう売れないのかもしれない。メディアの多様化は必然的に音楽の概念を広義にしている。もうアイドルとか、ロックとか、ポップソングとか、そういう縛りはどうでもよくなってきている。
エンターテイメントの観せ方も、どんどん変わっていくだろう。問題は、現実的に、どうビジネスとして成立していくかになってくる。それはユーザーには関係ないが、ユーザーの行動と分別によって変わってくる可能性がある。
ももクロにもPerfumeもまだまだこれから。年末は3日連続でドームを埋め尽くす（違うドームだけど）。
そして待っている先には一体何があるのだろう。
いいものは正当に評価される。そういう時代であって欲しい。
というわけで、セットリスト転載。
・開会式
00. overture 〜ももいろクローバーZ参上!!〜
01. PUSH with 布袋寅泰
02. サラバ、愛しき悲しみたちよ with 布袋寅泰
03. 仮想ディストピア
04. DNA狂詩曲
05. Z女戦争
06. 猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」
07. 月と銀紙飛行船
・神奈川県立湘南台高等学校吹奏楽部 パフォーマンス
08. 上を向いて歩こう 〜 ゲッダーン！
09. ココ☆ナツ
10. ワニとシャンプー with 箕輪はるか（ハリセンボン）
11. 5 The POWER
12. ムーンライト伝説
13. Neo STARGATE
14. 宙飛ぶ！お座敷列車
15. ももいろ太鼓どどんが節 [新曲]
16. 上球物語 -Carpe diem-
17. BIONIC CHERRY
・SOCCER ALL STARS vs Teamバカ騒ぎ サッカー対決
18. ピンキージョーンズ
19. Chai Maxx
20. キミノアト
21. バンビーナ / 布袋寅泰
22. 行くぜっ！怪盗少女
23. 労働讃歌
24. 走れ！
25. ももクロのニッポン万歳！
＜アンコール＞
26. 灰とダイヤモンド
27. コノウタ
28. さくらさくら 〜 ニッポン笑顔百景
29. 黒い週末
