The workers are goin’ home

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土曜日

グランベリーパークに「今日から俺は!!劇場版」。

映画チケットの期限がいっぱいになりかけており、あまり考えずに鑑賞。

いやー、期待はしていなかったけど、その期待をさらに下回るすざましい出来。

まずキャラクターがまったく立っていない。登場人物多すぎて主演(だよね、一応)の賀来賢人伊藤健太郎が完全に埋もれている。

橋本環奈は悪くないが、出番が少ない。

そして制作者側が、きっと内輪で面白い、と思っているであろうギャグの数々が、ことごとく面白くない。

たまに役者の力で強引に笑いに持って行くところもあるが、ほぼ壊滅的。

ストーリーも平板で、淡泊。これだけ多くの人の血を流すなら、もうちょっとケレン味あってもよさそうなのに、とにかく起伏がない。

なんなんだろこれ、と意味の無いシーンの数々にあっけにとられているうちに、あーこれがラストの乱闘なんだろうな、というシーンで、終わる。

予告編の別作品のプロモーション映像で、この作品の監督が出てきたのだけど、というか福田雄一が出てきたのだけど、笑い方から下品で、ああ自分はこれから2時間この人の作品を観るのか、と構えたのだが、ちゃんと自分に素直に、予告編で帰れば良かったですね。

でも、終わった後の他のお客さん、みんな口々に「面白かった」とか言っているわけですよ。え?どこが?

まぁ、ひどかったですね。

こういうのに、貴重な映像業界の人材とお金をつかう風習はいい加減止めないといけないと思います。

...なんかもう、はたから期待していなかったわけで、悪口のネタ作るためにいったような気すらしている。そういうひねくれた自分の根性もどうにかしないといけないですね。

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