グランベリーパークで、「こんにちは、母さん」を鑑賞。
昨日のプロフェッショナル効果か、公開からたっているのに、かなり埋まっている。
下町の風景、引きの画像で際立つ映像の美しさ、登場人物の心の機微をとらえた丁寧なセリフ。
それから、なんといっても、それほど面白いことを言っている、やっているわけでもないけど、つい、微笑んでしまう独特の山田洋次の世界。
なんか、素晴らしい映画を観たな。
大泉洋の、もっともらしいが特に思想や主張はない、やりたいことはない、本人は何かをやっているのだけど、常にからっぽなたたずまい。
そこが申し訳ないが、社会の閉塞感と重なるようで、ずっとどうにも苦手ではあったのだけど、今回は作品に人間味を与えてもらったかに思え、とても良かった。
何を偉そうにわけのわからないことを。。。