The workers are goin’ home

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水曜日

コインランドリーに行く。

松井今朝子「吉原手引草」(幻冬舎文庫)。

杉江松恋さんが、「木挽町のあだ討ち」は、本書と構成が似ている、と指摘していたので興味を持って読む。

…なるほど、確かに似ている、というか、いろんなことがほぼ同じ。

こちらは、一層深い教養レベルに裏打ちされた物語。実に響く。

だからって「木挽町のあだ討ち」がよくない、とも思わないので、両方読めて良かった。