「Cornelius 夢中夢 Tour 2023」ツアーファイナルを、ZEPP HANEDAで。
コーネリアスや渋谷系界隈の音楽をわかったふりして漁りながら、既に人気はあったけど、渋谷というより吉祥寺の雰囲気で、まだどことなくアングラ感のあったゆらゆら帝国のライブにひとりで通っていた90年代。
それから30年近くたち、2023年10月に、坂本慎太郎さんと、小山田圭吾さんのライブを観たことになる。
どちらも当時はなかったライブハウス。恵比寿といえばMilkだし、羽田どころか、川崎から先で音楽を聴こうなんて思うこともなかった。
アンコールで坂本さん作詞の「続きを」が演奏された。自分にとってそれは不意に繋がる時代の線だった。
Moon Walkのカセットも必死で探したよな、と、夢中夢のカセットテープをみて思い出す。
何もかも変わったようで、なにも変わっていないのかもしれない。あえて今夜はそう思う。