2023-11-11 土曜日 Book 大病 夕方にはボロボロになっている。気力体力がどんどん落ちている。 樋口有介 「ぼくと、ぼくらの夏 (創元推理文庫)」読了。 時代を切り取りながらも、普遍的な空気感、とてもいい。三多摩の光景が、鮮やかに浮かびあがってくる。 樋口有介さんはちゃんと読んでこなかった(と記憶している)。残すべき小説を、ちゃんと残してくれてありがたい。 88年出版か。 法月綸太郎さんの「密閉教室」も88年。同じ年に出版されていたことに、なんとも運命的なものを感じる。 ぼくと、ぼくらの夏 (創元推理文庫) 作者:樋口 有介 東京創元社 Amazon