朝の会議があまりいいものではなかった。
とはいえそんなに仕事もなく、切り上げる。
例によって家の奥をあさっていたら、パティ・スミスの紙ジャケCDが大量に発掘される。
多分AppleMusicに入っているだろうが、せっかくなので淡々と取り込み作業。
最近、メッセージ性の強いパンクロックを意識的に聴いている。
今どきパンクロックなんて、ピュアじゃないとやってられない。
シネコンのタイムテーブルみたら、ほぼアニメとウルトラマンしかやっておらず、愕然とする。
日本から大人はいなくなったのか。
というわけでもないが、タイトルと役者が気になっていた「わたし達はおとな」を武蔵野館で鑑賞。
いやこれがもう、近年まれにみる胸糞悪いクソ映画で、キレる。
まず良い点。主演の木竜麻生と、藤原季節の演技は素晴らしい。
以上。
さてここから全て罵倒です。
冒頭、嘔吐のシーンや、不必要な役者のアップ構図など、違和感はあったが、演出も内容も、ずっとその違和感引きずる感じ。ほぼ拷問。
友達4人もいる描ききれないなら削れよ、処女捨てる捨てないっていったい何年前の話だよ。40年前のTBSドラマかよ。
母親の死はいったいなんの暗喩だったんだ?
あとこれは皆思うだろうが、下北沢近辺であんな部屋借りたら家賃15万はいくわ。学生の借りるアパートじゃない。
あと、そもそも時系列が雑過ぎていったいいつ何やってんのかわからんよ。
で、極め付けが、避妊できねえなら一生童貞でいろよクソボケが。
女性の側にもいろいろ問題が、とか描きたいのだろうとは思うけど、前提からして論外。
作品全体を覆う男目線がとにかく不快。
避妊してない時点で全ての言い訳は通じない。
とにかく全て、話はコンドームの着けかた覚えてからだよアホか。
朝から出かける。
レコードストアデイを少しだけ物色し、さらにはお茶の水のユニオンで目についたパンクロックバンドのCDを買い、神田明神ホールで、キノコホテルのライブ。
しばらくキノコホテル観ていなかったな、と、なんとなくチケット買っていたのだけど、図らずも現体制ラストのライブ。
キノコホテルは、ハマりまくってた頃はそれこそ毎週のように観ていた。気がする。
今までもメンバーの入れ替わりはあったけど、やはりケメさんの脱退は、大きい。
あまり感傷的なライブにはならないだろうとは予想していたが、その通りで、純粋に、最高のテクニックのロックンロールを堪能。
神田明神ホールで、キノコホテル。現体制ラスト、なんだけど、もちろん感傷的な雰囲気はほぼ、なかった。
— uniuo (@uniuo) 2022年6月18日
爆音、ファズ、サイケ。支配人のやりたいこと、好きなことを貫く潔さ。
だからずっと新鮮なんだと思う。
ケメさんのギターは今夜もずっと冴えていた。
またきっと、どこかで、観られる。 pic.twitter.com/URA5XH7pzS
きっとまた、観られるさ。