The workers are goin’ home

SEのブログです

日曜日

朝から横浜方面に。

KAAT神奈川芸術劇場で、根本宗子さんの、

月刊「根本宗子」新しい試み 「Progress1」

と名付けられたイベント。

30分、安川まりさんによる一人舞台。根本さんらしい饒舌で生々しい内容。

その後、30分、2人で、稽古という形で、会話。

根本さんが、けっこうガチでダメ出しをしていて、ちょっとびっくり。実際稽古ってこんな感じで進んでいくのかな。自分が役者だったら、つらくて逃げ出すな。

とはいえ、最後まで、これから起こる大きな舞台の序章をのぞき見したような、スリリングな体験。

面白かった。

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横浜をふらふら歩いて、帰ってくる。

 

土曜日の夜

そして夜は有明ガーデンシアターで、小沢健二。「So kakkoii 宇宙 Shows」。

延期の時一度手放してしまったのだが、一般販売で取り直したチケットで前から2列目。

1993年の曲も、2022年の曲も、同じ強度で続いていた。圧巻だった。

 

 

何年も前、熱心にオザケンの新曲を一緒に追いかけていた友達は、だいたい、死んでしまったか、お金持ちになったかどちらか。

死んでもいないし、金持ちにもなっていない自分は、いったいなんなんだろうな。

なんで新しい街、有明まで来てまたずっと泣いてるんだろうな。

そんな中、丁寧に歌われる「天使たちのシーン」に、さすがに感極まり、もう死んでもいい、と思ったし、同時にお金も欲しいと思った。

生きるってそういうことだと思った。

 

 

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金曜日

外、暑い。

午後はずっと会議。土日は会社の携帯の電源を切る。

 

パンクロックの話。

最近ちょっと人気があるらしい若いバンドの歌詞。

「あの国がミサイルをぶちこむ前に 自分の居場所は自分で守れよ」。

………違う。それはパンクではない。

パンクロックが戦う相手は「体制」であり、「あの国」は、あくまで今の自国の「体制」にとっての「仮想敵」でしかない。

つまり、もっともらしく反発しているように見えて、前提が「体制」に立っている時点で、何とも戦っていない。

ロックは自由だから、何を歌おうがいいんですけどね。

木曜日

昨晩遅かったが、なんとか起きる。

クリーニングを出しに行く。

仕事。

個人的にあまりとりたくない手段で、動かないタスクを対応。結果、終わってはいないが少し進んだので、今回はよしとしたい。

 

給料の手取りが減っている。主に住民税が増えたため。

昔なら、住民税増えるのは前年の年収がよかったから、と少しは前向きにも捉えられもしたが、とにかく全体に税金をとられすぎていて、そんな気分になれない。

いい加減にして欲しい。

水曜日

計画休暇。

さて昼何しよう、と電車に乗りながら考え、TOHOシネマズ日本橋で、トップガンマーヴェリックを鑑賞。

アメリカ視点での軍隊エンタメはあまり得意ではないが、これは文句なしに素晴らしい。

若者がこれをどう観るかはわからないが、ちゃんと大人の映画に、なっている。

アメリカはちゃんと成熟してるなって。成熟の結果死を迎えるかもしれないけど、それも受け入れた上で進んでいる感じ。

まったく幼稚なままの、シン・ウルトラマンと比べて、なおさらそう思う。

そりゃ円安にもなるよね。

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夜は浅草東洋館で、漫才協会のイベント。カミナリ、ハマカーン、ナイツ。

皆、現場慣れしている。面白い。

そして、トークショー含め、青空球児・好児師匠の破天荒っぷりに抱腹絶倒。

あの高田文夫先生さえも遠慮してしまう内容。

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楽しい一日だった。