The workers are goin’ home

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2006-01-18から1日間の記事一覧

「ゲルマニウムの夜」@一角座

観にいったのは7日。 すごい、本当に国立博物館の敷地内にあった。 妥協のない描写の続く、壮絶な作品。原作が原作なので、すごいことになっているだろうとは思ったけど。とにかく、新井浩文がいい。演技力でなく、いるだけで空気を作れる俳優。爽快感のある…

「容疑者Xの献身」東野圭吾 文芸春秋

やっと読めた。あらゆるミステリベスト10を総なめにしたうえで、直木賞というのもすごいですね。本当に見事な作品。がちがちの論理で固めておきながら、小説としても成立している。ラストはちょっとできすぎな気もするけど。 この作品が「本格か」などとあち…

「博士の愛した数式」小川洋子 新潮文庫

最近の読了本。 特に後半からラストにかけて、うまいなぁ。江夏のエピソードも効果的。でも、なんだか2人の関係が奇麗ごとな感じがして、ふーん、としか思えない。普通にいい小説とは思うけど。書店員さんはこういう優しい本が好きなのかね。

備忘

しておこう。