The workers are goin’ home

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ゆらゆら帝国@新木場STUDIO COAST

19時開演だろうと思い込んでのんびり向かっていたら、18時半開演。ちょっと小走り。さらに整理番号もよくなかったのだけど、割と前のほうに陣取ることができた。
なんだか客層が若返っている気がする。

最初は「砂のお城」。続いてアレンジが冴えまくりの「男は不安定」。さらに「ソフトに死んでいる」「順番には逆らえない」「なんとなく夢を」、と、真綿で全身をしめつけるような、テンションをあげさせまいとするような展開が続く。こんなどろどろの底なし沼のような演奏をして観客を喜ばせるバンドは他にいない。
「船」のインストの後、「できない」「あえて抵抗しない(マラカス)」で、ややテンションをあげる。
「美しい」「学校へ行ってきます」「侵入」ときて、「無い!!」。やっぱりこの曲、ライブで映える。好き。
ここまで休憩(チューニング)なし。
そして「わかってほしい」!!。久しぶりにライブで聴いた気がする。初期衝動が蘇る。
さらに「すべるバー」「夜行性の生き物三匹」「つきぬけた」と、スピード感あふれるパフォーマンスでみんな飛びまくる。
続く「ロボットでした(序盤タンバリン)」で、柴田さんドラムセット倒さんばかりの激しい演奏。終盤のリズム隊のフリーダムっぷりは半端じゃなかった。坂本さんは動じず歌う。しびれる!
「3X3X3」で、マラカス投げて、ラストはなんと懐かしい「パイオニア」。そうきたか。ミラーボールが美しい。
後半激しい曲を持ってくるパターンはよくあるけど、ここまで前半後半の曲調の違いがはっきりしたセットリストは、あまりなかったかも。唸りまくりました。


終演後、Tシャツ買って、やっぱりゆら帝は別格だよなぁとぼんやり考えながら、帰る。