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「Velvet Velvet」Carnation

Velvet Velvet (初回限定盤)(DVD付)

Velvet Velvet (初回限定盤)(DVD付)

カーネーション、3年ぶりのアルバム。待ちました。
歌える天才ドラマー、矢部さんが脱退して(個人的にも矢部さん抜けてからのライブには行けていないし)、さらには事務所とか、いろいろごたごたもあったみたいで、どうなってしまっているだろうと心配していたのだけど、杞憂だった。
CDをプレイヤーにかけ、オープニングの「Velvet Velvet」が高らかに鳴り始めた時点で、胸が高鳴る。カーネーションのアルバムは、だいたい1曲目から名曲ぶちかましてくれるが、今回も例外ではなかった。最初の「ヴェ・・・」って歌い出すところから、おいおい今度はどこまで連れて行ってくれるんだよ直枝さん、と言いたくなってしまう。
ほかにも胸を締め付けられるような、これでもかというようなすばらしい曲ががんがん流れてくる。アレンジや曲展開が今までよりもシンプルに感じられる分、曲の美しさが引き立ってくる。
カーネーションほど、叙情性に溢れ、艶っぽさと瑞々しさが同居したバンドは、他にないと思う。
最高です。聴いてください。
ちなみに、黄金のコロムビア時代の再発もはじまっていて、カーネーション未体験という人は、まず、どんな手段でもいいから(よくないか)、これ↓聴いてみてください。ここから試聴もできる!
http://columbia.jp/artist-info/carnation/
多分セールス的にも一番良かった時期の、充実作。オープニングの超名曲「Garden City Life」から、心をもっていかれます。この曲最初に聴いたときの衝撃は、今でも忘れられない。96年発表作品。もう13年も前なのか。
しかも再発盤には、2枚目にいろんなDemo音源やら、いままでシングルかベスト盤でしか聴けなかったこれまた名曲、「No Goodbye」が収録されている。
久々にこの曲聴いて、泣きましたよ本気で。Home Demo版はサビ以外は展開が違っていて、味わい深い。


洋楽しか聴かないよ、という人や、アジカンやらバンプオブチキンが好き、という人も、一度でいいから聴いてみていただきたいです、カーネーション
素晴らしいバンドです。