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<Shinjuku Loft Presents Lady Steady Go!!>戸川純【戸川純(Vo)、中原信雄(B)、デニス・ガン(G)、ライオン・メリィ(Key)、矢壁アツノブ(Dr)】 アーバンギャルド@新宿LOFT


この日はCLUB QUEやら新代田FEVERなどでも気になるライブがあったが、こちらに行く。すごい対バン。チケットはソールドアウトだったけど、手に入れることができた。
歌舞伎町、会場前の道路はアーバンギャルで囲まれて、なんかすごい状態。
まずはアーバンギャルド。「ときめきに死す」「スカート革命」と、メジャーデビュー後の曲から始めて、テンションを上げる。
浜崎容子、最初の方、声苦しそうだな、と思ったけど、後になるにつれてだんだん出てきた。ポップアイコンとしての魅力は相変わらず。何故松永のような男と組んでいるのかがよく分からない。そこが面白いのだけど。
で、「女の子の日に捧げます」とのことで、なんと「玉姫様」のカバー。うわ。とてもいい。あとで戸川純は「上品に歌っていた」と評していました。
で、松永天馬のポエトリーリーディング。この日は、「人生はじゃんけんぴょん」加護ちゃんを救おう、ということで、AKB48のじゃんけん選抜と、ミニモニ。じゃんけんぴょんをからめた、ハイクオリティな笑い。
天馬はやっぱり戸川純のファンだったらしく、「僕の夢の一つがかないましたよ」と言っていた。あともう一つの夢は、股間で空を飛ぶことだそうです。アホです。
ラストは「救世軍」。
ジャスト1時間。密度の濃いステージだった。
で、戸川純待ちの間、周りの人の会話をなんとなく聞いていたのだけど、あからさまにアーバンギャルドのファンの服装をした高校生くらいの女の子が「玉姫様」超良かった、とか言っていて、ああ、若い娘でも知っている娘はいるんだなぁ、とちょっとびっくりした。
で、戸川純登場。椅子に座っている。「踊れない」を歌ったあと、骨折して、その後ベッドから落ちて全身を打ち付け、身体がぼろぼろだ、と明かす。え。大丈夫なのかな。。。
続いて、なんといきなり「コレクター」。これ聴けただけでも、行った甲斐があった。
神聖かまってちゃんのの子と対談して、ファンになっちゃった。CD買っちゃった。と言っていました。で、の子をイメージして、歌います(だったかな)、と「少年A」を歌う。うわぁ。
この日白眉は、やっぱりなんと言っても、「バージンブルース」かな。何かが乗り移っているかのように歌っていました。その後の「肉屋のように」「フリートーキング」も最高でした。
アンコールは、「パンク孵化の女」。MCで、芸能人生で一番体調悪いから、短い尺で、なんて言ってましたが、歌い終えた後、「皆さんのおかげで、フルで歌えました」と、笑顔で退場。約80分のステージ。大ボリューム。
この日、アーバンギャルドファンが7割以上だったと思うけど、戸川純への歓声もとても大きく、非常にいい客層のライブだったと思う。
いやぁ、2度と観られないであろう、素晴らしい対バンでした。
戸川純は、10月(11月?)は大阪。12月は12日、LOFTでプノンペンモデルとの対バン、28日はワンマンだそうです。12月かぁ。どうなっているかな、自分。


松永天馬のブログから、アーバンギャルドのセットリストを転載。
http://yaplog.jp/shinkiba/archive/1326
OPSE toxicに、toxicに、ときめきに死す

01.ときめきに死す
02.スカート革命

みんなが大好きなコール&レスポンス

03.ベビーブーム

「女の子の日に、捧げます」

04.玉姫様戸川純さんカヴァー。初披露)
05.女の子戦争(おなじく、女の子の日に捧げます)

平沢唯が見えます」
「私は唯ではない、平沢進だ」

06.保健室で会った人なの

某アイドル曲のフレーズを添えて、

07.その少女、人形につき

朗読「人生は、じゃんけんぴょん」

08.あたま山荘事件(赤い戦車と、あたま山荘)

股間で飛ぶMC

09.傷だらけのマリア
10.救生軍


せっかくだから、記憶をたどって戸川純のセットリスト。
滅多にやらないけど、TWITTERでひっかかった、どなたかが載せてくれたセットリストをちょっと修正して、転載します。
踊れない
コレクター
諦念プシガンガ
コンドルが飛んでくる
赤い戦車
少年A
蛹化の女
彼が殴るの
バージンブルース
肉屋のように
フリートーキング
電車でGO
バーバラセクサロイド
(アンコール)
パンク蛹化の女