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SHINJUKU LOFT 8TH ANNIVERSARY@新宿LOFT

出演は、DMBQ/ミドリ/54-71/BAREBONES。DMBQとミドリ目当てに行く。
会場に入ると貼り紙にオープニング・アクトMO’SOME TONEBENDERとあってびっくり。半信半疑でいたら19時、本当に出てくる。「前座!」の一言のあと、聴いたことない曲(新曲??)4曲やって、終了。4曲目はわりとポップでダンサブルだったけど、どれも基本は爆音ギターロック。ストレートに格好いい。百々さん「わがままきいてくれた関係者に感謝します」みたいなこと言っていた。どういう経緯なのか、まったくわからないけど、得した気分。
続いてはBAREBONES。初。これまた爆音。3ピースならではの引き締まった音。基本やや鋼鉄入り気味のヘヴィーロックなんだけど、高音スクリーミングのボーカル部分が時折妙にメロディアス。パフォーマンスも堂に入っている。
で、54-71。ライブは初。2人低目のステージに座って演奏しているので、ベースしか見えません。拍手を拒絶するように立て続けに、観客を乗せることを放棄した楽曲を演奏。最後は礼儀正しく挨拶して終了。ここまで変態サウンドとは思わなかった。やばすぎる。震えました。
ミドリ。やっとライブを観ることができた。たまの「かなしいずぼん」をバックに登場。もうこれだけでツボです。噂どおりの激しいパフォーマンス。いやすごい。全パート、演奏レベルがやたら高い。特にピアノとドラム。みんな勝手にやっているようなのに、とっちらかり感がまったくない。とことんオリジナルでフリーキーなサウンド。狂騒の30分。足りない。もっと観たかった。
ラストはDMBQ。1年半ぶりくらいかな。フロント3人がすごいのは言うまでもないけど、とにかくもう、ドラマー和田さんのレベルが明らかに1ステージあがっている。増子さんもよだれたらしながらの異常なテンションで、もうみているほうは呆然と轟音に身をゆだねるしかない。約50分、最後はドラムセット蹴り倒して終了。
吉村さんの頃は観たことがあるけど、チャイナさん在席時のDMBQを観ていないんだよな。羅針盤での情感溢れるドラミングは好きだった。いったいこのバンドで、どんな音を出していたのだろう。
予想外にモーサムまで出てきて期待以上の激濃イベントだった。これで2000円は安すぎます。
しかしDMBQの最後のほうでは、既に長時間爆音轟音にさらされて耳がおかしくなっており、意識朦朧としてました。ふらふらになり帰宅。