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くるり くるり/TOWER OF MUSIC LOVER 2 スペシャルライブ@ZEPP TOKYO


というわけで運良く行けたライブ。開演に間に合う。5人編成になってから観るの、初めて。どんな感じだろう、と思ったが、結論から言うと、想像以上に、よかった。
トランペットが音に彩りを与えていたし、なにより新ドラム、田中佑司のドラムがすごい。上手いとか下手とかではなく、観たことのないタイプの叩き方をするドラマー。え、そんなリズム取る?という感じのリズム感。彼の音がくるりの音に確実に変化を加えていた。
でも、メンバーはころころ替わっても、根っこの音の強さは変わらないくるり。やはり岸田繁の作る曲に、力があるからだろう。
途中、温泉から何曲かはなんとペダルスティールで高田漣が加わるというゴージャスな編成になる。
で、アンコールで岸田が珍しく弾き語りを2曲披露した後、「ロックンロール」。この1週間経験したつらいことやら、この曲ばかり聴いていた頃の事など、いろいろなことを思いだして、泣いた。しかも号泣した。うわやばいってくらい泣いた。
まぁ、実は最初の曲で音が鳴ったころから、序盤の「ハイウェイ」あたりでも少し泣いていたのだけど。
ラストは「東京」。
今は京都に拠点を移しているらしいくるり。このメンバーがいつまで固定されるか分からないけど、少なくともアルバム1枚くらいは作って欲しいな。それくらい素敵な編成だった。
やっぱりすごいぞ、くるり