落合soupは、松の湯という銭湯の地下にあるのです。駅のすぐ近くなんだけど、すぐには絶対分からない。そんなところに、コアなにせんねんもんだいファンが集まる。やっぱりただごとではない雰囲気が漂う。
レコ発を2週間後に控えてのライブ。EXPRERIMENTAL SETということで、どんなライブが繰り広げられるのか、興味津々。
会場に入ったらど真ん中に既にメンバーがスタンバイしている。
どこに客入るの？と思いながら、すき間に入り込む。なんだかんだでお客さんは入り、50人くらいはいたかな。外国人客が多い。
最近のにせんねんもんだいは、もう何曲目にどの曲、という域を超越して、とにかく人力インストバントとしてのオリジナリティを極めつつあるのだけど、この日はさら凄くて、1時間弱、ノンストップ。
高田さんは最近ギターの人というよりエフェクターの人という感じになりつつあり、サウンドから一切のポップをそぎ落とし、ひたすらおかしな音を鳴らし続ける。
そこに在川さんの安定感あるベースがからみ、そして今夜は途中から姫野さんのドラムのリズムが明らかに変わり、聴いたことのないリズムを刻み始める。トレードマークともいえる2リットルペットボトルも蹴散らしてのパワードラム。何これ。格好良すぎるよ。
短すぎたのがちょっと残念だったけど、にせんねんもんだいは日々進化している。新譜がますます楽しみになってきた。
