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南波一海のアイドル三十六房 Presents『クルミクロニクル アルバムリリース記念初ワンマンライブ!』@タワーレコード渋谷店地下1階 CUTUP STUDIO


まだ手売りのCDRしかリリースしていないのにすっかり一部方面から話題になっているクルミクロニクル。来月のファーストアルバムを控え、初のワンマンライブ。
いかにもお嬢様風なワンピースで登場する。1曲目から、観客からお祝いのクラッカーを向けられ、いきなり泣き出すクルミクロニクル。この娘は、とにかくよく泣くのがデフォルトらしい。
音楽はそんな純粋そうな風貌から想像できないバキバキのエレクトロ。そのギャップがやっぱり面白い。
途中で、カバー3曲。最初は、本人も好きだというさよならポニーテールの「お気に召すままに」。そしてスピッツの「空も飛べるはず」、さらにはなんと広末涼子の「MajiでKoiする5秒前」。楽曲もほとんどアレンジしておらず、本人の歌唱も不安定(というか、広末まともに歌えてなかったし)で、トークで南波さんとタワレコの社長も言っていたが、まるで女子高生(高校2年生らしい)のカラオケボックスに紛れ込んだような変な気分になる。広末の曲は本人も知らず、プロデューサーご指定だったらしい。そういえば「空も飛べるはず」は、さよポニがカバーしていて、彼女はそれ経由でスピッツを知った可能性もあり、若干途方に暮れる。
でもこのカバーを聴いて、制作陣が彼女を単なるSAORI@DESTINYルサンチマンとしてではなく、一人のミュージシャンとして育てようという姿勢がなんとなく感じられて、ちょっとほっとする。
そしてまたエレクトロモードに戻る。
初めて聴く曲は4曲くらいあったかな。これでアルバム全部なのかは分からないけど、今までの曲を聴く限り、ファーストアルバムは期待してよさそう。
前も書いたけど、さてこれからどういう展開になるのでしょうか。