夜中お腹痛くてしっかり眠れず。そりゃ昨晩横になってからプリングルス食べてすぐ寝たんだから、自業自得、自己嫌悪。
起き上がって、グランベリーパークに行く。
109シネマズで「私をくいとめて」。
公開初日にテアトル新宿行こう、くらいの勢いだったのだけど、日程があわず。地元でまだ上映してくれていた。
で、映画。もうこれは、のん、つまり能年玲奈ありきの、のほほんとした映画のようにみえて、その実、今の時代の生きづらさ、真面目に向かい合えば向かい合うほど苦しくなる現状をシビアに描いているようでもある。
でも肩肘張った内容ではまったくなく、のんのユーモラスで自然な演技と、臼田あさ美、片桐はいり、林遣都、そして何より、「あまちゃん」以来の橋本愛、といった、魅力しかない役者達が、華麗に、物語に色をつけてくれている(途中で、なんで今、大滝詠一なんだろ、ってあたりも、さっと晴れてくる)。
のんと橋本愛が、二人でスケッチをするシーン、これは個人的には最近観た映画の中でもとりわけ美しかった(あまちゃん後の二人のこと考えるとさらに。。)。
いつも思っているのだけど、怒るってことは、どれだけ社会と自分に向き合っているかにもよるわけで、それは優しいってことでもある。
「私をくいとめて」を鑑賞。人間は数じゃなくて、皆それぞれ血があり、泣いたり笑ったりそれをさらけ出したり隠したりして生きている。当たり前のことに改めて思い至る。制作者の熱さと優しさを感じる、尊い作品。
— uniuo (@uniuo) 2021年1月16日
で、普通にミーハーとして、のんさんと橋本愛さんの目があった瞬間やはり涙出ました。 pic.twitter.com/d3kpLSCmAM
Twitterが、数年ぶりくらいに賑わっている。こんなに反響あったの、「ナラタージュ」で松潤のこと書いて以来かも。
「人間は数値じゃない」ってのが一番言いたかったのだけど、「数じゃない」って、間違ってるし。