映画「ファーストラヴ」を鑑賞。
序盤から雑な演出が散見される。
役者は熱演、とかあちこちで言われているが、結局最後の感情表現を涙に集約させてしまっている。
あと、人の心の傷を描くのに、削るように描くことは、とても覚悟がいることなのに、制作陣にはその覚悟が感じられない。
中村倫也は、演技も雰囲気も普通にキモい。もちろん役によるものも大きいだろうが、そもそもこういう人なんだろうな、と思わせてしまう時点で、失敗。
「ファーストラヴ」を鑑賞。
— uniuo (@uniuo) 2021年3月6日
人間の傷を物語で描くなら、削るのではなくて、埋めなくてはいけない。
冒頭で弁護士がクライアントと話し終わったあと、見送りすらしないあたりから、ありえんし、なんか演出粗雑だな、と嫌な予感がしたが、その全体に雑な空気感が最後まで続いて、げんなりした。 pic.twitter.com/VnKgd0WW8d