The workers are goin’ home

SEのブログです

「鹿男あをによし」

あまり民放の連ドラは観ないのだけど、これはちょっとはまった。原作つきドラマの中ではとてもよい出来だったのではないかと。原作への愛着を感じさせつつ、ドラマらしいアレンジが実に上手かった。
玉木宏綾瀬はるかも見事にはまり役だったし、脇役陣もばっちりだった。多部未華子は、そこにいるだけで、独自の存在感を出しており、時折見せる感情の表現も実にお見事。もうすでに売れているのかもしれないけど、これからさらに伸びそう。
最終回、ラスト近くの東京のシーンもとってつけたようなものだったし、ちょっと安っぽい恋愛物っぽくなっちゃったけど、木曜10時の連ドラなのでまぁ許容範囲かなと。
そしてこのドラマ、登場人物のアップのシーンが多いのが大きな特徴で、それを皆表情豊かに演じていて効果的だった。