雰囲気とか分からないし、ぎりぎりまで行くか迷ったのだが、チケット売れ残っていたので、行ってみた。当日になってさらに体調が悪くなって焦るが、なんとか渋谷到着。
O-EAST、実に久しぶり。改装してからは初めて来たかもしれない。
男率９割超くらい。やっぱりアイドル扱いなのかな。
２０時１０分過ぎくらいに、Aira Mitsuki登場。シンセドラムのセットに腰掛け、音を鳴らそうとするも、演出効果の映像は流れるものの、音が出ず。出直してきます、と言って、一旦退散。再登場して、今度は上手くいった。ドラムを叩く音に合わせて、スクリーンに「PLASTIC」の画が流れる。
で、「チャイナ・ディスコティカ」。そこから怒濤の展開で、「ニーハイガール」(シンセ使用）、「ロボットハニー」など、立て続けに演奏。休みなく畳み掛けられる攻撃的な展開に、圧倒される。４人いるダンサーとの息も合っている。
「distant STARS」のあとに、退場して、映像が流れる。これがなかなか、鬱モードが高まる、変わった映像。そして着替えて出てきて、「Time is」。そういえばこの曲、歌詞がなかなか飛んでいるんだよな。「人生に希望なんてあんのか 生きていくか 死んでいくか もうやっとだ」みたいな。アイドルっぽさからの脱却か、単に本人がそういうの好きなキャラクターなのか、いずれにせよ、とてもいいと思う。
「カラフル・トーキョーサウンズ・NO.9」「イエロー・スーパーカー」で本編終了。
アンコールはまたドラムセットが登場して「プラスティックドール」（この曲は秀逸）、MCのあと、最後は「ロボットハニー」のリミックス。約１時間４５分のステージ。
サウンドは正直、Perfumeというか、Capsuleの亜流の域を抜け出ていないと思うのだけど、まぁ確信犯的にやっているわけだし、何より、本人に「やらされている」感がないのがいい。
本当にこの人、テクノ、エレクトロが好きだな、と、何故だか思わせてくれる。
音響もなかなか良く、攻めのエレクトロ・サウンドを体感できる、いいライブだった。個人的な好みとしては、MCとかなしで、がんがんぶっ飛ばして欲しかった気もしたけど、それだと営業にならないか。難しいところ。
彼女の存在、もうちょっと広く知られたらいいなぁ、とも思った。
（追記）All Aboutにセットリストが載っていたので、転載。
http://allabout.co.jp/entertainment/technopop/closeup/CU20090921B/
こんなにいっぱい（２３曲）も演ったっけか（２２日）。
と思っていたら、ナタリーにもセットが載っていて、なんだかこっちのほうがあってそうなので、転載変更（２３日）。
http://natalie.mu/news/show/id/21526
01. チャイナ・ディスコティカ
02. ニーハイガール
03. BAD trip(feat.Terukado)
04. SAZAE FUNKADELiC
05. ロボットハニー
06. FREEDOM STAR
07. サプリ
08. ファンタジー・キャンディー
09. Summeeeeeeeer set(feat.AYUSE KOZUE）
MC
10. distant STARS
11. Time is(feat.Shigeo(SBK/TheSAMOS))
12. Beep Count Fantastic(feat.Terukado)
13. サヨナラ TECHNOPOLiS
14. CHANGE MY WILL
MC
15. ハイバッシュ
16. Valentine STEP
17. BARBiE BARBiE
18. カラフル・トーキョーサウンズ・NO.9
19. イエロー・スーパーカー
＜アンコール＞
20. プラスティックドール
21. ロボットハニー(Sound Around rmx)
