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いきものがかり いきものまつり2011どなたサマーも楽しみまSHOW!!〜横浜スタジアム〜@横浜スタジアム


横浜スタジアム2days即日完売らしいという噂をきいて、うわ、そんなに人気があるんだと驚きながら、後日なんとなくぴあをみていたら、追加席販売の案内を偶然見つけて、ついチケットをとってしまう。
あとでモテキナイトでのeasternの出演が発表され、悶絶する。しかも仲里依紗
新井浩文も登場したらしい。ぐむむ。
アリーナ前の方。
え。なんかファンクラブの人とかに悪い。。。
というわけで、守備範囲とは全く違う、いきものがかりのライブを初めて観てきた。
親子連れもいっぱいいるし、カップルらしい人達もいる。もちろん自分のような一人の人もいる。とにかく、横浜スタジアム、人でいっぱい。今日だけで3万人集まったそうです。
暑すぎもせず寒くもなく、真夏の太陽が注ぐのもほんのひとときで、野外には最適の天候。
いきものがかり、以前も言及したことがあったと思うけど、J-POP界に残された、数少ない良心ではないかと思う。
「SAKURA」や、「YELL」は、好きにはなれない(特に詞)けど、「じょいふる」や、「ノスタルジア」などは、素直に誰でも聴ける、いい曲だと思っている。「YELL」と、「じょいふる」は、今夜演ったな。
で、ライブでいろんな曲をまとめて聴いて(知らない曲もいっぱいあった。その程度しか聴いていません。すみません)、生で聴く吉岡聖恵の声は実にのびやかで、いいな、と思った。CDとかで聴くと一本調子に感じられる声も、曲によって癖なく上手く歌っているのが伝わってくる。


サポートメンバーも大充実で、ストリングスにホーンもいる。さらに本間昭光やら玉田豊夢といった実力派もいる。


スタジアムだから音には期待していなかったのだけど、音響もなかなかよかった。


花火が何度も打ち上がったり、風船は飛んだり、スクリーンによる演出も結構凝っていて、良かった。


アンコールで、去年あちこちで歌われた「ありがとう」を演った。曲はいいんだけど、詞がね。そりゃ確かに、ありがとうって伝えるのは大事だけど、詞でそのまま伝えちゃったら、音楽がある意味がないんだよ、と思うのです。


で、今日あらためていきものがかりの曲を聴いていて思ったのは、本当に純粋培養のJ-POPだな、ということ。他にも同じようにスタジアムクラスのポップ、ロックグループ、例えばドリカムやらサザン、なんかは、いわゆるJ-POP(と呼ばれるサウンド、属性は幅広くとらえている)の王道でありながらも、どこかに洋楽に対する対抗意識、サウンド面での影響、悪く言うならコンプレックスなんかが感じられるサウンドなんだけど、いきものがかりはそれがない。
なんか、普通に普段ドリカムやらミスチル、サザン、ゆずなんかを聴いて、音楽を作っているんじゃないかな、と思った。実際は知りませんが。
それが悪いこととはちっとも思わない。自分はJ-POPが大好きだし、洋楽に劣っているとは考えていないから。


とにかく、なんだかこういう、ルックス、スタイル的にはいたって普通に見えるグループが、純粋に楽曲で勝負して、横浜スタジアムをいっぱいにすることができるなんて、すごいな、と思ったのでした。


なんだか思った、が、多い感想になってしまいましたが、思ったのだから仕方ない、と思った。