The workers are goin’ home

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Summer Sonic 2011 1日目@幕張メッセ 千葉マリンスタジアム


というわけで、行ってきましたサマソニ。チケットは衝動的にとっていたものの、体力的にも精神的にもスケジュール的にも、まさか行けるとは思わなかったので、ちょっと嬉しい。
9時に家を出て、11時頃着く。まずはメッセから入場し、物販を物色。まだオフィシャルTシャツとかアーティストグッズとかいろいろ残っていて、テンションがあがりついいろいろ買ってしまう。THE MARS VOLTAの限定ポスターなんてものがあって、勢いで買うが、あまりにかさばるので途中でなくしたり(あとで見つけた)、いろいろ大変な目に遭う。さらにCA4LAのブースで、好みの帽子が3000円だったので、買う。あまりお金を持ってこなかったので、この時点で財布にはお金がほとんど残っていない。あとはご飯代だな。


で、まずは何観ようかな、とタイムテーブルをみると、なんとBoAの文字が。BoAって、あのBoAだよねぇ、と思いながら、MAUNTAINステージに向かう。あ、出てきた。しばらく観ないと思っていたけど、元気そうだった。誰でも知っている有名な曲をいっぱい歌う。時折ダンサーを交えたダンスにもキレがある。BoAって、考えてみれば韓流の先駆けだよねぇ。もっと評価されてもいいのかもしれない。


で、そのままMOUNTAINステージに残って、Perfumeを待つ。会場にどんどん人が集まってきて、暑くなってくる。まずは「FAKE IT」のフルバージョンを披露。割と前の方にいたのだけど、3人はところどころしか観えない。時折モニター越しに観る。続いては「ねぇ」。この曲、大好きだ。そして立て続けに「レーザービーム」。キレキレのダンスに超ハイクオリティのダンスサウンド。うわ。やっぱりすごいぞPerfume
MCをはさんで、久しぶりの「Baby Cruising Love」。「モテキ」に、出るんだよね。どんな感じなんだろう。観に行こうかな。
そして「微かなカオリ」。テレビでも披露されていたけど、フルバージョンでは初めてではないのかな。好きすぎる曲。楽しいんだけど、なんだか少し切ない気分になって、条件反射的に涙ぐむ。
P.T.A.のコーナー」では、なんとコールで「渚のはいから人魚」を歌って、テンションがあがる。
で、「ジェニーはご機嫌ななめ」。まさかフェスでこの曲演るとは。大盛り上がり。そして「チョコレイト・ディスコ」「ポリリズム」。大団円。
ラスト去り際、あ〜ちゃんが、また「渚のはいから人魚」をコールして、「最高!」と言って、終了。
やっぱりPerfumeはすごい。何故だかよくわからないけど、観ている人に力をくれる。
正直、もう自分なんていなくなったほうがいいよなぁなんて思う時も最近多かったり、相変わらず精神状態は安定しなかったりするのだけど、Perfumeのパフォーマンスを観て、改めて、まだまだ生きないと、と思った。
だってまだ、彼女たちのニューアルバムを聴いてないもん。次のワンマンライブを観ていないもん。それまでは少なくとも、生きるぞ。
同時代にPerfumeがいて、よかった。


さて、ちょっと落ち着こう、と、マリンスタジアムに向かう。タワレコブースで、タオルをもらって、The Ting Tingsを観る。途中からだけど、出音が、前観たときと全く違う。すごい。太い。でもミニマムだ。なにせステージに立っているのは、たった2人なのだ。どうやって2人でこんな音出すんだろう。ケイティのポップアイコンとしての存在感は、確実に増していた。


で、続いては木村カエラ。結構人が入っている。ライブ久しぶりに観る。相変わらず元気。そして、まるでカエラのワンマンライブであるかのように、会場を一体感で満たす。すごいなぁ。「Butterfly」って、以前はそんなに好きではなかったんだけど、久しぶりに生で聴いて、ああいい曲だな、と思った。


そしてそのままマリンに残って、お目当ての一つ、BEADY EYE。ついに来日。リアム、既にBEADY EYEとしてのステージは相当数こなしているからだろう。ノエルがいなくてもオレはやっていけるぜ、とばかりに、堂々と自信に満ちたパフォーマンス。どの曲もアルバムで聴くより良かったけど、「The Roller」。最高。相変わらずマリンの音響は安定していなかったけど、それでも生で歌っているリアムを観られただけで、満足。


で、バスに乗ってメッセに戻る。


みんなマリンのTHE STROKESや、MOUNTAINのアヴリル・ラヴィーンを観ているのだろう。メッセがらがら。おかげでいつも並んでいて食べられない焼津のマグロ丼を食べられた。美味しい。
ほんの少しMOUNTAINをのぞいてみると、アヴリルが、歌っていた。ちょっと観ただけだけど、存在感は抜群だった。


で、SONICに戻って、THE MARS VOLTAを待つ。待っている間に20時になったので、直前にAndroidTWITTERみていてみつけた、相対性理論の先行を申し込む。チケットとれた。即完売かと思ったけど、普通に申し込めた。Android持っていて、よかった。平日なので、9月はどうなっているかまだ読めないし、行けるか分からないけど。
で、THE MARS VOLTA。洋楽では多分一番好きなミュージシャン。ついに観られた。セドリック、のっけからテンション高い。圧倒的なテクニックで繰り出される、複雑怪奇なメロディー。オマー・ロドリゲス・ロペスのサウスポーから繰り出される繊細にして時に豪快なギターリフ。すごい。すごすぎる。世の中にはこんな音楽がある。面白い、音楽ってやっぱり素晴らしい。
ずっと観ていたかったけど、電車の混雑を避けて、終電までに帰るために、最初の30分くらい観て(新曲はちゃんと聴いた。これもやたら格好良く、アルバム楽しみ)、後ろ髪引かれる思いをしながら、帰路につく。
マリンが終わる前に帰ったので、電車座れました。


2年ぶりのサマソニ、やっぱりフェスはいい。来年はどうなるかな。