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“ 極東最前線〜ユモレスタ!きょうのできごと〜 ” eastern youth / Guest : Gellers@渋谷CLUB QUATTRO


このチケット買った頃は、いい加減その時期は就職しているだろうと思っていたものだが、就職どころか、また退職しちゃったよ。いったいどうちゃうんだ、オレの人生。そんなことは関係なく、eastern youthはいつも通り、自分に大量の汗と涙を与えてくれるだろう。と思いながら、行く。
まずはゲストのGellersトクマルシューゴがいるってことしか知らなかったのだけど、リズム隊を除いた3人が交互にボーカルをとり、しかも途中にゲストボーカルまで迎える混沌っぷり。え?どの人がトクマルシューゴだ?と、若干混乱しながら観る。音楽も変態拍子ながらどこかポップ。
うわ、すごい、こういう音楽、好き、などと興奮しているうちにあっという間に終わる。
さて、20時10分頃、登場しましたeastern youth。「本日はお足元の悪い中・・・」と言いながら、おもむろに一曲目は「いずこへ」!まじか!この曲無茶苦茶好きなんだ、と、驚き心は躍りに躍る。さらには「何処吹く風」、まさに今夜のために用意されていたかのような、「雨曝しなら濡れるがいいさ」!!うぎゃあ!と叫びたくなる。その後、アンコール前までは、かなりレアな曲が多かったかな。アンコール前ラストは、「ドッコイ生きてる街ノ中」。びしっと響いてくる。
で、アンコール。これが圧巻で、「矯正視力〇.六」。「何回だってやり直すんだ 静かに朝がやってきて それを迎えて 涙をグッと飲み込んでいる」と歌う吉野さん。なんだかものすごく奮い立たせてもらっている気分になった。
そして、「DON QUIJOTE」。この曲は、問答無用に勇気と蛮勇に走りそうな力を与えてくれる曲です。秘かにぐっと拳を握りしめる。
で、今日はないかな、なくても充分満足だよ、と思いながらダブルアンコールを待つ。
そして、出てきてくれました。MCで爆笑をとった後、おもむろに「砂塵の彼方へ」。鉄壁だ。完璧すぎる。
というわけで、レア曲も多かったし、王道の曲も演ってくれたし、大満足。
それにしても最近のeastern youthはすごい。演奏といい、セットといい、ほとんど狂気にも近い凄みすら感じる。どんどんとんでもない存在になってきている。そして自分にとっても大きな存在になってきている。
本当に素晴らしい。感動の涙をこらえながら、いやこらえる必要なんてないさ、なんて思いながら、帰る。


RO69にセットリストが載っていたので、転載。
この小池さんってライターは、レポート読んでいていつも思うのだけど、自分と音楽の守備範囲とか、世代とか、絶対近いよな。
http://ro69.jp/live/detail/57167
eastern youth セット・リスト
1:いずこへ
2:何処吹く風
3:雨曝しなら濡れるがいいさ
4:ズッコケ問答
5:黒い太陽
6:暁のサンタマリア
7:直情バカ一代
8:サンセットマン
9:ドッコイ生キテル街ノ中
10:街はふるさと
EN1-1:矯正視力〇・六
EN1-2:DON QUIJOTE
EN2:砂塵の彼方へ